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コラム

EVOLVE(エボルブ)

2026.04.14

EVOLVE(エボルブ)
Column

EVOLVE(エボルブ)は、イタリアのSOLEKO社が開発した、屈折型の焦点深度拡張型(EDOF)の眼内レンズです。遠くから中間距離、そしてある程度の手元まで、自然でなめらかな見え方が期待できるレンズです。最大の特徴はオーダーメイドが可能で強度近視や乱視が強い方にも対応できる点です。度数だけでなく、乱視の軸も一度単位まで完全オーダーメイドになっています。このレンズは国内未承認のため、保険適用や選定療養の対象ではなく、自由診療でのご案内となります。

EVOLVE(エボルブ)の見え方の特徴

EVOLVE(エボルブ)の見え方の特徴

EVOLVE(エボルブ)は、遠くから中間距離を特に見やすくしながら、手元もある程度見えるように設計されたレンズです。レンズの中央に約1.7mmの焦点深度を広げる領域(+2.50D)を持ち、その周囲には遠くを見るためのゾーンが配置された設計になっています。
遠くから中間距離、そしてある程度の手元(約50cm)まで、自然でなめらかな見え方特徴です。
そのため、パソコン作業やテーブルの上のものを見るといった、少し離れた手元の距離において、自然で快適な見え方が期待できます。一方で、スマートフォンの細かい文字や読書など、30〜40cmほどの近い距離では、見えにくさを感じることがあり、必要に応じて老眼鏡が必要になる場合があります。

強度近視・強度遠視・強い乱視にもできる

EVOLVE(エボルブ)は、オーダーメードでレンズを作成することができ、強度近視や強度遠視、強い乱視がある方にも対応できます。特に、乱視矯正用のトーリックタイプでは、乱視軸を1度刻みでオーダーできるため、より細かな調整が可能です。レンズの度数で諦めていた方が対応できる多焦点レンズになります。

ハロー・グレアが少ない

多焦点眼内レンズでは、夜間にライトのまわりがにじんで見えたり、まぶしさを感じたりすることがあります。EVOLVE(エボルブ)は、そうしたハロー・グレアが比較的少ないことが大きな特長です。夜間の見え方が気になる方や、まぶしさの少ない自然な見え方を重視したい方にも向いています。

コントラスト感度が保たれやすい

EVOLVE(エボルブ)は屈折型のEDOFレンズであり、一般的にコントラスト感度の低下が少ないとされています。そのため、見え方の質を重視したい方にも適したレンズです。

EVOLVE(エボルブ)の注意点・デメリット

EVOLVE(エボルブ)は、ハロー・グレアが少なく、コントラスト感度の低下も抑えられている、非常にバランスの取れた優れたレンズです。特に、これまで強度近視・強度遠視・強い乱視があるために、多焦点眼内レンズをあきらめていた方にとっては、新たな選択肢となり得るレンズです。

一方で、どの眼内レンズにもそれぞれの特長があるように、EVOLVE(エボルブ)にもいくつかあらかじめご理解いただきたいポイントがございます。

1. 手元の細かい文字はやや見えにくい
EVOLVE(エボルブ)は、遠くから中間距離までを重視したレンズです。そのため、30〜40cmほどの近い距離の細かい文字については、見えにくさを感じる場合があります。読書や細かい作業をされる際には、老眼鏡が必要になる可能性があります。

2. 自由診療のため費用が高額になる

EVOLVE(エボルブ)は国内未承認レンズのため、保険適用や選定療養の対象外となります。
そのため、手術費用・検査費用・お薬代などはすべて自己負担(自由診療)となります。

費用

 片眼 乱視なし65万円
 片眼 乱視あり 70万円
 キャンセル代 7万円
• レンズ決定時に申込金として7万円を頂きます。
• 個人輸入レンズは発注から納期まで1か月程度かかりますので余裕を持った手術予定日の決定が必要です。
• 上記の費用には眼内レンズ代金、手術技術料、薬剤代金、術後3ヶ月の診療費用を含みます。